愛すべきバス釣り名著

愛すべきバス釣り名著①『バスフィッシングのシークレット48』

投稿日:2016年9月24日 更新日:

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今回から、自分が読んできたバス釣り本の中で、インプレッシブだったものを紹介する「愛すべきバス釣り名著」を始めます。

 

このブログを始めたきっかけの一つに、昔のバス釣り界のことを、若い世代につたえたいなあ、という思いがありまして、

古い書籍を中心に紹介したいと思います。(もちろん新しめの本もお伝えします)

記念すべき第一回目は、

『バスフィッシングのシークレット48』(今江克隆著、1995年5月初版、地球丸)

です。

これは一定年齢以上(30代以上?)のバサーなら、誰しも知っている名著でしょう。

当時、飛ぶ鳥を落とす勢いで、国内メジャータイトルを獲得していた今江プロのテクニックなど、魚を手にする秘密が公開されております。

 

このコーナーを始めるに当たって、第一発目はこの本にしようと考えておりました。

私自身この本で学んだことは多いですし、若年層の方にも読んで頂きたいです。

 

例えば、44ページの「リザーバーで飛躍的に上達する方法」

引用しますと

 

何が難しいってリザーバーでボートから岸に向かってワームを投げ、ピックアップするまで、確実に底をとれれば、これはすごいことなのだ。

なんせ、手前にくるにしたがって急に深くなるわけで、少しでもボトムを感じる集中力が落ちると、ワームは中層をスーッとボートのほうへ寄せられてしまう。

(中略)

これができれば中級者の仲間入りは確実だし、グッと釣れるバスの数も増える。それだけ底をとることは大切なのだ。

とあります。

 

いわゆる「ダウンヒル」の釣りを解説しているだけなのですが、今になってこの言葉の重みを感じます。

この本を買った当時、野池ボーイだった私はぴんと来ませんでしたが、

リザーバーでのボート釣りを始めたここ数年、非常に大切なことだと感じております。

青木大介プロの『バス釣りがある日突然上手くなる (釣力UP!壁を破る超常識シリーズ)』にも同じようなことが書いておりましたが、

ダムでのボート釣りが苦手な方は、この言葉を思い出しながら、釣りをすると、釣果が上がってくると思います。

 

他にも、今江プロがアブガルシアのリールにこだわる理由や、清水盛三がめちゃくちゃ若い頃のエピソードや下野正希プロとのエピソードなど、

今だからこそ楽しめるコンテンツが多くあります。

ブックオフなどで激安で売っております。まだ読んだことのない方は、是非手に取ってみてください。

 


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車がないのにボート釣りを楽しむアラサー。四国に生まれ育ち、小学4年の頃バス釣りを開始。以来、高校まで近所の野池やリザーバーなどでバス釣り人生を過ごす。現在は東京在住。初めてバスを釣ったルアーはノーブランドのミノー。思い出のリールはスコーピオン1500、TD-Z105HL、バリウスF200

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