今回はバス釣り雑誌のお話でございます。
私の世代で言うと『ルアーマガジン』(内外出版社)、『Basser』(つり人社)、『バスワールド』(枻出版社)、『Rod and Reel』(地球丸)の
4大バス釣り雑誌が有名でした。バスワールドは残念ながら、なくなってしまいましたけどね…
エイ出版社さんには、もう少し頑張ってもらいたかった…
話はそれますが、エイ出版社さんの「えい」って漢字、難しいですよね。
昔から思っていました。
「枻」←これです。
話を元に戻します。
4大雑誌以外にも、マニアックな雑誌はありました。
記事にさせて頂いたBBタイムスとか…
その中で、私が購読していたのはルアマガです。
購読を始めたのは、小学生後半から中学生の初めの頃だったかなあ。
その後、高校生の終わりまで約6年間愛読しておりました。
その頃は、毎月毎月が楽しみで、目を輝かせながらルアマガを読んでいたように思います。
思い出深いのは、
最後のページにカラーで載っていた読者アンケートコーナーでしょうか。
例えば、トップの季節には、トップウオータープラグのランキングが掲載されました。
季節に応じたアンケート企画が魅力的でしたね。
タックルオブザイヤーなども有名です。
ルアマガを相当参考にして、タックルやルアーを導入したことを思い出します。
連載で覚えているのは、菊元俊文プロの「一刀両断」(今もやっていますかね)、
デプス奥村和正氏の「デカバスへの道」です。
広告を見るのも楽しみでした。冒頭のグラビアカラーページの最後に、いつもメガバスの広告が載っていました、
ディープカップビーバーをトレーラーにしたラバージグで、ロクマルをゲットされた方など、皆さん覚えていますかね。
メガバスの広告を。
バス釣り仲間の間では、ルアマガ派とロドリ派で抗争が勃発。
申し訳ないのですが、バサーやバスワールドは、ブックオフで格安で購入するくらいでしたね。
新品でみんなが買うほど人気があったのが、ルアマガとロドリです。
ロドリは表紙のアイドルと、釣り方を解説するページに載っていたバスのCGが印象深いです。
金森隆志氏は、ロドリにしか登場しなかった記憶があります。
その後、大学生になり、釣行回数も減っていく中、ルアマガは自然と購入しなくなりました。
一方、社会人になってから購読しているのは、バサーです。
なぜ、バサーを買うようになったのかというと、
お金を出してまで買いたいと思う雑誌がバサーしかないからです。
悪く言うと、消去法ですね。
なぜルアマガやロドリがダメなのでしょうか。
第一に挙げられるのが、ほぼ毎月、DVDが付録に付いてくる点でしょう。
このおかげで、値段も上がり、内容が薄くなったように思います。しかもDVDの画質が悪いですよね。
DVDの内容自体は可もなく不可もなくといったところでしょうか。
でも、何か納得いきません。
DVDが付録になっていることによって、気軽に立読みもできません。
(ひもで縛られていますからね…)
雑誌の内容が確認できないので、ついついバサーを手に取ってしまうんですよねー。
バサーについては、いつのまにか大きさが一回り小さくなりましたが、
DVDなどの付録化は行わず、記事の質で勝負していると感じます。
アメリカのレポートなども、バサーでしか読めない内容の濃いものです。
出版不況の中、バス釣り雑誌も、これからどんどん減っていくかも知れません。
そういった中でのアングリングバス(コスミック出版)の創刊はうれしいニュースだと言えます。
バス釣り雑誌が生き残るためには、どうすればよいのか。
私自身考えるのは、雑誌というメディアの原点に戻ることだと思います。
DVDを付録にするなど、小手先の改革を行うのではなく、記事の質を追求していって欲しいです。
その私の要望に、一番応えてくれる雑誌がバサーだと言えるでしょう。
ワクワクしていた頃の、ルアマガに戻って欲しいです。
私のyoutubeチャンネル「バス釣りアマチュア動画」もよろしくお願いいたします