バス釣りよもやま話

バス釣り雑誌が生き残るためには

投稿日:2017年1月19日 更新日:

今回はバス釣り雑誌のお話でございます。

私の世代で言うと『ルアーマガジン』(内外出版社)、『Basser』(つり人社)、『バスワールド』(枻出版社)、『Rod and Reel』(地球丸)

4大バス釣り雑誌が有名でした。バスワールドは残念ながら、なくなってしまいましたけどね…

Bass World (バス ワールド) 2012年 01月号 [雑誌]

エイ出版社さんには、もう少し頑張ってもらいたかった…

話はそれますが、エイ出版社さんの「えい」って漢字、難しいですよね。

昔から思っていました。

「枻」←これです。

 

話を元に戻します。

 

4大雑誌以外にも、マニアックな雑誌はありました。

記事にさせて頂いたBBタイムスとか…

懐かしのバス釣り雑誌『BB TIMES』

 

その中で、私が購読していたのはルアマガです。

Lure magazine(ルアーマガジン) 2017年 04 月号 [雑誌]

購読を始めたのは、小学生後半から中学生の初めの頃だったかなあ。

その後、高校生の終わりまで約6年間愛読しておりました。

その頃は、毎月毎月が楽しみで、目を輝かせながらルアマガを読んでいたように思います。

思い出深いのは、

最後のページにカラーで載っていた読者アンケートコーナーでしょうか。

例えば、トップの季節には、トップウオータープラグのランキングが掲載されました。

季節に応じたアンケート企画が魅力的でしたね。

タックルオブザイヤーなども有名です。

ルアマガを相当参考にして、タックルやルアーを導入したことを思い出します。

 

連載で覚えているのは、菊元俊文プロ「一刀両断」(今もやっていますかね)、

デプス奥村和正氏「デカバスへの道」です。

広告を見るのも楽しみでした。冒頭のグラビアカラーページの最後に、いつもメガバスの広告が載っていました、

ディープカップビーバーをトレーラーにしたラバージグで、ロクマルをゲットされた方など、皆さん覚えていますかね。

メガバスの広告を。

バス釣り仲間の間では、ルアマガ派とロドリ派で抗争が勃発。

申し訳ないのですが、バサーやバスワールドは、ブックオフで格安で購入するくらいでしたね。

新品でみんなが買うほど人気があったのが、ルアマガとロドリです。

ロドリは表紙のアイドルと、釣り方を解説するページに載っていたバスのCGが印象深いです。

金森隆志氏は、ロドリにしか登場しなかった記憶があります。

その後、大学生になり、釣行回数も減っていく中、ルアマガは自然と購入しなくなりました。

一方、社会人になってから購読しているのは、バサーです。

なぜ、バサーを買うようになったのかというと、

お金を出してまで買いたいと思う雑誌がバサーしかないからです。

悪く言うと、消去法ですね。

 

なぜルアマガやロドリがダメなのでしょうか。

第一に挙げられるのが、ほぼ毎月、DVDが付録に付いてくる点でしょう。

このおかげで、値段も上がり、内容が薄くなったように思います。しかもDVDの画質が悪いですよね。

DVDの内容自体は可もなく不可もなくといったところでしょうか。

でも、何か納得いきません。

DVDが付録になっていることによって、気軽に立読みもできません。

(ひもで縛られていますからね…)

雑誌の内容が確認できないので、ついついバサーを手に取ってしまうんですよねー。

 

バサーについては、いつのまにか大きさが一回り小さくなりましたが、

DVDなどの付録化は行わず、記事の質で勝負していると感じます。

アメリカのレポートなども、バサーでしか読めない内容の濃いものです。

Basser(バサー) 2017年4月号 (2017-02-25) [雑誌]

 

出版不況の中、バス釣り雑誌も、これからどんどん減っていくかも知れません。

そういった中でのアングリングバス(コスミック出版)の創刊はうれしいニュースだと言えます。

Angling BASS Vol.15 2017年 02 月号 [雑誌]: Angling Salt 増刊

バス釣り雑誌が生き残るためには、どうすればよいのか。

私自身考えるのは、雑誌というメディアの原点に戻ることだと思います。

DVDを付録にするなど、小手先の改革を行うのではなく、記事の質を追求していって欲しいです。

その私の要望に、一番応えてくれる雑誌がバサーだと言えるでしょう。

 

ワクワクしていた頃の、ルアマガに戻って欲しいです。

 


私のyoutubeチャンネル「バス釣りアマチュア動画」もよろしくお願いいたします

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